不動産の購入の流れとは?2つの販売形態と購入時の注意点も解説

不動産購入は一生に何度もない大きな買い物であり、初めて不動産の購入をする方にとってわからない点が多く不安を感じるのは当然です。
販売形態や購入の流れを理解せずに進めてしまうと、思わぬトラブルや後悔につながる可能性があるため注意しなければなりません。
そこでこの記事では、不動産の購入の流れや販売形態、知っておくべき注意点について解説します。
不動産の購入をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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不動産の販売形態と特徴

不動産の購入をスムーズに進めるためには、まず販売形態の違いを理解しておくことが重要です。
販売形態によって、価格の交渉余地や仲介手数料の有無、購入後の保証体制などが大きく変わります。
ここでは、不動産の2つの販売形態について特徴やメリットを解説します。
販売形態①売主物件
売主物件は、不動産会社が所有・管理している物件を直接販売する形態です。
買主から見ると仲介会社が介在しないため仲介手数料が不要となり、初期費用を抑えられる点が大きな魅力といえます。
とくに不動産購入では諸費用がかさむため、手数料分の費用が節約できるため家計にとって大きなメリットといえるでしょう。
また、中古物件の場合は売主となる不動産会社が自社でリフォームや点検をおこない、一定の品質基準を満たしたうえで販売しています。
そのため、売主(宅建業者)による契約不適合責任の期間が2年間と長く設定されているなど、建物状態を把握しやすい安心感があります。
販売形態➁仲介物件
仲介物件は、個人や法人の売主が所有する物件を、不動産会社が仲介して販売する一般的な取引形態です。
市場に流通している物件の大半が仲介物件であるため、選べる物件の幅が広く、自分の条件に合った物件を探しやすいのが特徴です。
ただし、仲介会社に依頼するため仲介手数料が発生し、金額も高額になることが多くなります。
手数料は法律に基づき上限が決められていますが、「(売買価格×3%+6万円)+消費税」となるため物件価格が高額な場合は数十万円〜数百万円に達することもある点に注意しましょう。
その反面、仲介物件は価格交渉がしやすい場合が多いため、トータルの費用調整ができる可能性がある点も魅力の1つです。
販売形態ごとのメリット
売主物件は「仲介手数料が不要」「リフォーム済みで安心」「売主保証が充実」といったメリットがあり、費用面と状態の分かりやすさが強みです。
一方、仲介物件は「物件数が多い」「価格交渉がしやすい」「幅広い立地・条件から選べる」など、選択肢の広さと柔軟性が魅力です。
どちらの販売形態が最適かは、購入時に重視する項目によって変わります。
費用を抑えたいのか、選択肢を増やしたいのか、保証を重視するのかなど、ご自身の優先順位を明確にしたうえで選ぶことがポイントです。
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不動産購入の具体的な流れ

不動産購入の流れを理解していないと、どこで何をすべきか分からないまま進んでしまい、重要なポイントを見落としてしまう可能性があります。
ここでは、購入検討から引き渡しまでの流れを解説します。
購入の流れ①条件整理から物件探し
不動産購入のスタートは、まず「条件整理」です。
予算、エリア、間取り、築年数、広さ、周辺環境、通勤・通学、日当たり、生活動線など、長く暮らすうえで優先する条件を整理する必要があります。
条件が曖昧だと比較基準が揺らぎ、物件を見ても判断しづらくなってしまいます。
条件を整理したら、インターネットの不動産ポータルサイト、不動産会社の店舗、現地見学会などを活用し、実際に物件を見比べていきましょう。
とくに内覧では、写真では分からない騒音、風とおし、生活動線、周辺施設の状況などが確認できるため、可能な限り複数回訪れることをおすすめします。
購入の流れ➁住宅ローンの事前審査
気に入った物件が見つかったら、住宅ローンの事前審査(仮審査)に進みます。
事前審査では「借り入れ可能額」や「融資可否」が判断され、売主側に対して購入意思と支払能力を示す大切なプロセスです。
事前審査を通過していないと、購入申し込みをしても別の買主に先を越されてしまうこともあるため、早めに準備しておくことで安心して検討を進められます。
ただし、住宅ローンは金融機関によって条件が大きく異なるため、金利タイプ(固定金利・変動金利)、保証料、団体信用生命保険の内容、繰上返済の条件などを比較することが必要です。
複数の金融機関に事前審査を申し込むことも可能なため、より有利な条件を選ぶためにも比較検討をおこなうのがおすすめです。
購入の流れ③購入申し込み・契約手続き
購入する物件が決まったら「購入申し込み(買付証明書)」を提出し、売主に購入意思を示します。
この段階ではまだ契約ではありませんが、申し込み金が必要な場合もあるため、金額や取り扱いについて必ず確認しておきましょう。
その後、宅建士による物件の権利関係、建物の状態、法令上の制限、管理情報(マンションの場合)、インフラ設備など、法律に基づく重要事項説明がおこなわれます。
内容に納得できたら売買契約を締結し、手付金を支払います。
契約後は住宅ローンの本審査、金銭消費貸借契約、決済・引き渡しへといった流れです。
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不動産購入の流れで失敗しないための注意点

不動産購入は金額が大きいだけに、注意点を理解しておくことでトラブルを避けることができます。
ここでは、とくに気を付けておきたい3つのポイントについて説明します。
注意点①資金計画は余裕を持って立てる
不動産購入の失敗理由として多いのが「資金計画の不十分さ」です。
物件価格だけでなく、仲介手数料、登記費用、住宅ローン関係費用、火災保険、固定資産税、引っ越し費用など、多くの諸費用が加算されるため、事前に総額を把握することが重要です。
一般的には「物件価格の6〜10%」が諸費用の目安となります。
また、住宅ローンの返済は長期間にわたるため、返済額を無理なく支払える水準に設定することが大切です。
金利の変動や将来のライフイベント、教育費の増加などを考慮し、余裕のある返済計画を立てましょう。
注意点➁災害リスクを把握する
不動産購入では「立地リスク」を必ず確認するようにしましょう。
地震、洪水、土砂災害、津波など、日本では自然災害のリスクが多いため、居住地域の安全性を理解しておくことで、将来のリスクを最小限に抑えることができます。
災害リスクを把握せず購入してしまうと、保険料が高額になったり、災害発生時の避難が困難になったりと、生活に大きな支障をきたす可能性があるため注意が必要です。
事前に自治体が公開しているデータや過去の災害履歴を確認し、立地に潜むリスクを把握しておくことが重要です。
注意点③ハザードマップで安全性を確認する
災害リスクを詳細に確認するために役立つのが「ハザードマップ」です。
市区町村が提供しており、洪水・浸水想定区域、土砂災害危険区域、津波浸水区域、液状化危険度などが色分けされ、地図上で確認できます。
不動産会社は重要事項説明でハザードマップ情報を説明する義務があるため、その内容も十分理解しておきましょう。
購入予定の地域が警戒区域や災害リスクの高いエリアに該当する場合は、避難経路の確認や保険加入の見直し、住宅性能の対策など、追加の備えが必要になります。
安心して長く暮らすためにも、ハザードマップの確認は必須といえるでしょう。
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まとめ
不動産の販売形態や購入の流れ、注意点を理解しておくことで、購入までの不安を減らし、後悔のない選択につながります。
とくに資金計画や安全性の確認などは、長期の暮らしに直結する重要な要素です。
大きな買い物だからこそ、一つひとつのステップを丁寧に確認し、納得のいく住まい選びを進めていきましょう。
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