鹿児島市にある「鹿児島市立病院」の概要!診療内容もご紹介

鹿児島市にある「鹿児島市立病院」の概要!診療内容もご紹介

雄大な桜島と穏やかな錦江湾を望む鹿児島市は、歴史ある街並みと豊かな自然が調和したエリアです。
市内中心部からのアクセスも良好で生活利便性が高く、いざというときに頼れる医療環境が整っています。
今回は上荒田町に位置し、明治26年の開設以来、地域医療の中核を担い続けている「鹿児島市立病院」について、概要や特徴をご紹介いたします。
救急医療やがん診療などの高度な診療体制についてもご紹介いたしますので、鹿児島市への移住をご検討中の方はぜひご参考になさってください。

「鹿児島市立病院」の概要

「鹿児島市立病院」の概要

鹿児島市へのお引っ越しを検討する際、地域の医療体制がどのようになっているか、気になるのではないでしょうか。
そこでここからは、明治時代からの長い歴史を持ち、現在は「あらたの杜公園」の隣で市民の健康を支える「鹿児島市立病院」についてご紹介いたします。

1893年からの沿革と病院のルーツ

「鹿児島市立病院」の起源は1893年にまで遡り、明治の時代から地域医療の礎を築いてきました。
一時は県への返還により消失しましたが、1940年に南林寺町で再出発を果たした経緯があります。
戦後の1948年には甲突川沿いの加治屋町へ移転し、長きにわたり市民の健康を支え続けました。
その後、2015年には環境の整った上荒田町へ新築移転し、高度急性期病院として進化しています。
2020年には創立80周年を迎え、歴史と実績を兼ね備えた病院として地域に貢献してきました。

3つの診療の柱

「鹿児島市立病院」が掲げる診療の柱は、救急医療、成育医療、がん診療の3つであり、高度な体制を整えています。
救急分野では県内でもっとも古い救命救急センターを有し、ドクターヘリなどの基地病院にも指定されました。
また、成育医療では総合周産期母子医療センターとして、24時間体制で緊急の事態に対応しています。
がん診療においては、手術支援ロボット「ダヴィンチ」やゲノム医療など、最新の治療を導入しました。
これらの高度医療は、専門医だけでなく、認定看護師や薬剤師といった多職種の連携で支えられています。

所在地などの施設情報と交通アクセス

病院が位置する上荒田町は市内中心部からのアクセスも良く、通院しやすい環境が整っています。
公共交通機関を使う場合は、市電や複数のバス路線が乗り入れる「市立病院前」で下車しましょう。
新幹線も停まる鹿児島中央駅からも近く、そこから市電やバスに乗り換えればスムーズに到着します。
また、自家用車で来院される方のために、650台もの車を収容できる大規模な駐車場が用意されました。
外来受診の患者さんは駐車料金が無料になるなど、利用者の負担を軽減する配慮もなされています。

●所在地:鹿児島県鹿児島市上荒田町37番1号
●アクセス:「市立病院前(鹿児島)駅」から徒歩約2分 、「神田(交通局前)駅」から徒歩約3分

「鹿児島市立病院」の診療内容

「鹿児島市立病院」の診療内容

地域の基幹病院として機能する「鹿児島市立病院」では、実際にどのような病気やケガに対応しているのでしょうか。
ここでは、多岐にわたる診療科目や初診時のスムーズな受付方法、入院設備についてご紹介いたします。

内科・外科をはじめとする幅広い診療科目

「鹿児島市立病院」には、内科や外科、小児科、産婦人科など、多くの診療科が設置されています。
内科では、専門領域に分類できない不明熱や各種感染症などに対し、連携を取りながら診療をおこなっています。
とくに脳神経外科は、脳卒中や頭部外傷などの救急患者を、24時間体制で積極的に受け入れているのが特徴です。
さらに、リウマチ科においても、外傷の急性期治療や人工関節置換術などの専門的な手術に対応しています。
複数の診療科や部門が協力し合うことで、患者さんの全身状態に合わせた最適な治療方針が決定されます。
どの診療科を受診すべきか迷った場合でも、初診受付カウンターで相談できるため安心できるでしょう。

外来受診の受付時間と初診時の流れ

初診の際は、他の医療機関からの「紹介状」を持参すると、選定療養費の追加負担がなくなりスムーズです。
総合受付前の記載台で申込書を記入し、マイナンバーカードや保険証を添えて1番窓口へ提出しましょう。
診察券を受け取った後は、受診する診療科のブロック受付へ移動し、順番が来るのを待つことになります。
診察終了後は、案内票にしたがって自動精算機を利用するか、または会計窓口にて診療費を支払います。
支払いの際には、現金のほかにクレジットカードも利用することが可能です。
なお、聴覚に障害のある方が安心して医療を受けられるよう、手話通訳者が配置されています。

入院の手続きや面会・院内設備のご案内

入院が決まった際には、身元引受人と連帯保証人が署名・押印した、「入院証」を提出する必要があります。
洗面用具やタオル類、滑りにくい靴などの日用品は、各自で必要最低限のものを準備しておきましょう。
寝具は無料で提供されますが、オムツは有料となり、病衣についてはレンタルサービスも利用することが可能です。
さらに、各ベッドにはテレビと冷蔵庫が備え付けられており、日額の利用料金を支払うことで使用できます。
なお、食事は管理栄養士が病状に合わせて用意するため、医師の許可がない限り、飲食は持ち込まないようにしましょう。

「鹿児島市立病院」の取り組み

「鹿児島市立病院」の取り組み

先進的な医療技術や専門的ながん治療の体制が整っているかどうかは、病院選びの重要なポイントになります。
最後に、「鹿児島市立病院」で受けられる先進医療やがん診療、手術支援ロボットの特徴についてご紹介しましょう。

高度な医療技術を用いた先進医療の提供

先進医療とは、将来的な保険導入に向けた評価をおこなうために、高度な医療技術を用いた療養を指しています。
「鹿児島市立病院」では脳神経内科や脳神経外科において、遺伝子組換え製剤などを用いた先進的な治療が可能です。
費用に関しては、先進医療にかかる部分は全額自己負担となりますが、診察や入院料は保険診療として扱われます。
治療を希望する場合は、医師から必要性と合理性についての十分な説明を受け、同意書への署名をおこないます。
なお、支払いの際に発行される領収書は、税金の医療費控除を申請する際に必要となるため、大切に保管しましょう。

地域がん診療連携拠点病院としての役割

「鹿児島市立病院」は、2011年4月より「地域がん診療連携拠点病院」に指定され、専門的ながん医療を提供してきました。
手術や化学療法、緩和ケアに至るまで、がん治療の提供体制を充実させているのが特徴と言えます。
また、2021年4月からはがんゲノム医療連携病院にも指定され、がん遺伝子パネル検査が可能となりました。
がんの原因となる遺伝子変異を調べることで、患者さん一人ひとりに最適な個別化治療が提供できます。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」の特長

ダヴィンチは、1999年より臨床で使用されている最先端の手術支援ロボットで、高度な内視鏡手術を可能にします。
高倍率の3D画像で術野を確認でき、人間の手よりも可動域の広いアームによって精密な操作が実現しました。
とくに、患者さんの身体にできる傷口は開腹手術に比べて小さいため、出血や合併症のリスクを低減できるとされています。
入院期間の短縮や術後の回復が早い点もメリットであり、身体への負担を最小限に抑えることができるでしょう。
前立腺摘出術などの分野では開腹手術が減少し、多くの患者さんがこのロボット支援手術を選択しています。

まとめ

「鹿児島市立病院」は、長年の信頼と救急から高度医療まで担う技術力を併せ持ち、先進医療やロボットの導入など、質の高い医療を目指して進化を続けている点が特徴です。
交通アクセスや院内設備が充実し、患者と家族を支える体制が整っているため、万が一の際も安心して利用でき、新生活を始めるうえでの安心材料となる環境と言えます。
本記事でご紹介した地域医療の中核を担う安心の環境を参考に、万全のサポート体制が整ったエリアでの暮らしを、マイホーム選びの候補として検討してみてはいかがでしょうか。

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